制服姿の典子さんを求めて

典子さん松原千明と来たんで、

いつか誰かが殺される [DVD]

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を再見。

ちなみにこの作品併映が『麻雀放浪記』だったこともあり、典子ミステリー三部作では一番売れた作品でノベルス・文庫のジャケも一番種類があったりする。


しかし、こんだけ種類がありながらも制服ジャケがない。この作品で典子さん演じる守屋敦子は女子高生なんだけど夏休み中の出来事なんで制服を着てるシーンがないってことでないのである。ひろ子、知世ちゃんにはこんだけある




制服ジャケがないのは個人的に大いに不満であるとともに、彼女の人気にも影響したんではないかと憤りを覚えたりもする。だって上↑の『ねらわれた学園』なんて劇中とは違う制服なんだぜ!しかも『いつか〜』で典子さんの制服姿がまったくないわけではなく、典子さんの落とした生徒手帳を石橋蓮司が拾って名前を確認するシーンにしっかり映ってるのである。

……と写真を見直すと制服じゃない!地味な私服ではないか。それほどまでに制服姿が回避されていたのか。その理由を誰かハルキに訊いてくれないだろうか。


あと今回初めて気付いたんだけど、作品序盤の終わりごろに古尾谷雅人松原千明、白龍たちとのパーティで、みんなといっしょにノレない典子さんが踊ってる自分を想像するってのがあって、その姿がインサートされるんだけど、その時の典子さんっていつものズドーンじゃなくって、あきらかにバディにメリハリがあるのである。

これも「こんな自分になりたい」って願望の現われってことなんだろーか。謎がまた一つ増えた。