ひさしぶりの二桁台

いつも行ってるとこではすっかり目にしなくなった(というか旧版の別冊宝島の居場所がコンビニ本に侵食されてる)二桁ナンバーの別冊宝島をひさびさ。


別冊宝島72 ザ・新聞〜「病める巨人」のカルテを公開する』
まず元サンケイ新聞記者青木貞伸「サンケイ新聞新残酷物語」で披露されている、大昔のサンケイのエピソード

いちばん嫌だったのは同僚と飲みに行って会社の批判をすると、翌日には、その内容が部長あたりに筒抜けになっていることだった。つまり、社内スパイ組織があって、誰がスパイか分からないという人間不信に陥ったことだった。
しかも、記者でも一ヶ月に一部は新聞を拡張をするというノルマが課せられ、いい記事を書く人よりも新聞の拡張部数の多い人の方がさていがいいというおかしなことがまかり通っていたのである

に嗤ってしまった後は、案外すぐに読む気は起こらずに本棚直行。