浅見さん、事件です。あの家には死体がいっぱい。犯人は・・・

中村俊介浅見光彦シリーズが好きだ。中村俊介も好きって言えば好き(一番は深田恭子主演『農家のヨメになりたい』の小野誠)なんだけど、なんといってもお手伝い役の藤田瞳子が良い。他の彼女にはさほど興味はないんだけど、なぜだかあの役の彼女には妙に惹かれる。
そういえば、ちょっと前の福岡の午後の2hドラマ再放送枠でもやたら各種浅見シリーズをやっていたし、BSでもさかんに再放送やっている。


そんな大人気の浅見光彦が一度だけ映画化されていて、

天河伝説殺人事件 [DVD]

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1991年3月公開・配給東映の『天河伝説殺人事件』の榎木孝明が、そのたった一度の銀幕の浅見光彦である。allcinemaには「角川映画十五周年記念作品の第二弾」と書いてあるものの、角川書店のWEBhttp://www.kadokawa.co.jp/company/history.htmlでは「第1弾『天と地』」は載ってるんだけど、この作品は載ってない*1のである。記念作品のはずなのに。そういえば文庫カバーには「カバー写真:東映提供」というクレジット。これって『魔界転生』という例外はあるものの、基本はノンクレジットかカバー:辰巳四郎という風に個人名が入るのが角川流なのに、である。


※万が一今日のタイトルの元ネタが知りたい方がいましたらこちらでご確認ください。

天河伝説殺人事件(上) (角川文庫)

天河伝説殺人事件(上) (角川文庫)

天河伝説殺人事件(下) (角川文庫)

天河伝説殺人事件(下) (角川文庫)

*1:まあ大林・知世『時をかける少女』さえ載ってないし、典子さんのB面作品群もいっさい載っちゃいないけどさ。