ハルキ、ユーサク、マサト

岩上安身のhttp://www.hh.iij4u.or.jp/~iwakami/kado1.htmのカコさんの証言では角川映画第1弾は『オイディプスの刃』の予定であったらしい。
んで、その作品は松田優作主演、村川透監督という『蘇える金狼』『野獣死すべし

のコンビで再度企画が立ち上がったが俳優の不祥事その他の諸事情で一度ぽしゃったらしい。松田美智子『越境者松田優作』にはキャスティングされた俳優が数名載っていて、その中に川口晶の名前があるのも意味深なもんを感じる。


その不祥事が薬物っていうのも今思えば"らしい"といえばらしいし、古尾谷雅人主演の完成版

清水健太郎が出演しているのも何かの(因)縁なのだろう。


先ほど原作を半分ほど読んで、一気に読み終えるのはよしたほうが良いと思い本を閉じて、ネットのレビューを見て回ったんだけど、多くの人が語ってるのが作者の「中毒性」。なるほど「中毒性」の高い作家・作品だというのは何となく判るような気がして、近くの本屋にプレミア付で並べてあるだけに、今「中毒」になるわけにいかん!というのを自分に言いきかせる。だから、余計なものを頭につめて再び読みはじめないというこって、角川小説賞 - Wikipediaを眺めて、案外「角川映画化」してないのねぇとか、赤江瀑 - Wikipediaを読んで、へえ優作主演だったら下関出身でそれはぴったりといえばぴったりだったんだねぇ、でも、優作は山口出身をあんまり快く思ってなかったんじぁ、とかなんとか。