五輪の最中だし

スポーツセイシュン映画と芥川賞作家映画を兼ねる

宇能鴻一郎の濡れて打つ [DVD]

を借りてきた。

いきなり見る前に五輪放送見ながら

消えたマンガ家 (2) (￥800本 12)

読んでから、と思う。

まあ今ならタイトルつけるなら｢濡れて射る｣もしくは｢濡れて殺る｣なのかもしれない。
http://www.zakzak.co.jp/spo/2008_08/s2008081202_all.html

ＦＩＬＡがハイソだったころ

今やスーパーやアウトレットで叩き売られているFILAだが、この映画が撮られた84年ころは｢ハイソ｣の象徴だった(と思われていた)ようだ。
ひろみその他大勢の部員のシャツ(学校マークアリ)がフレッド・ペリーなのにお蝶さまだけがFILAを着てるってな対比。
で、後『巨人の星』『飛び出せ青春』なんてスポ根とか学園なんてものがいっしょにネタにされてんだけど、どっちも日テレ系列というのも面白い。アニメ『エースをねらえ！』って旧作がＮＥＴ(現テレ朝)系列で視聴率低迷、リメイクが日テレというドラえもんと逆のコースを辿ってんだよね。おそらくこの時の作り手の頭にあったのは日テレの方なんじゃないかなと思う―まあろくに見てもないとは思うけど。

まあ、なんにせよ。文化部男子がヒロインゲット!!ってとこにそこはかとないルサンチマンが感じられて良いね。