奥菜恵が凱旋

 奥菜恵のハリウッド映画デビュー作となる『シャッター』のジャパンプレミアが12日(火)、東京・新木場倉庫街で行われた。奥菜をエスコートしながら、落合正幸監督と一瀬隆重プロデューサーの3人は自信に満ちた表情でレッドカーペットを歩いた。
Variety Japan

レッドカーペットっていっても、ハリウッドでもお台場でもないとこがおかしい。そんな奥菜恵
個人的に奥菜恵といえばで渡辺典子とマジで母娘なんじゃないかと思わせた『とっても母娘』といいたいところだが、ホントは劇場で見た『if もしも/打ち上げ花火、下か見るか? 横から見るか?』である。
あと『H』1994年8月号特集「みんなロリータ!」でクリスティーナ・リッチやシャンプーなどと並んで紹介され、斉藤まこと(よく知らないけど)に

原田知世薬師丸ひろ子*1を超える国民的ロリータになり得る!いや、ならなければいけない。

いま岩井俊二奥菜恵を主演にして映画を撮ったとしたら……それはきっと大林宣彦中原俊金子修介も絶対撮れない今世紀最後のロリータ映画になる。

ドラマ『if〜打ち上げ花火』で、幼い日のシャルロット・ゲーンズブールを彷彿とさせる「はれぼったい家出少女」を見事に演じきった

なんてたぶん激賞してるんだろうなぁ、てな文章を書かせたことである。
今思えば南千住でいっしょに働いてた女の子が奥菜の中学校の先輩だったんだけど、カッコつけて彼女のことネホリハホリ尋ねなかったことを激しく後悔している。


んでもって、彼女の凱旋作品なんだけど、引用元の「3月に全米公開されてから興行収入4000万ドルを突破した」には注釈が必要で全米で公開され、海外を合わせた興収が4000万ドルを突破した」が正しい。全米だけなら2500万ドルなのである。しかし、海外含めると4500万ドルを超えているってのが現状のようである(Shutter (2008) - Financial Information)から、ウソじゃないのである。

まあ、何にせよ先の『H』ではティーンでなくなることを心配されてた奥菜恵がどんな30代を見せてくれるか、けっこう楽しみなのである。
映画「シャッター」オフィシャルサイト

*1:ケッ、またかよ