角川で沖田な二本立て
それにしても堺雅人ったら大河ドラマ『篤姫』で退場した途端のTV出っ放し。『ジャージの二人』関係者は嬉しいやろうね。
で、その堺雅人の出世作っちゃぁ同じく大河『新選組!』なんだけど、堺はその前年の
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そんなこんなで、昨日中古ビデオ屋で買ったものの中でこんな2本立て。
沖田総司の本姓は藤原
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20世紀最後の年の8月に『死者の学園祭』との併映で、『セーラー服と機関銃』その他(察してくれ)の赤川次郎と『ぼくらの七日間戦争』の宗田理で角川映画の夢再びとばかりに上映された作品(タッグパートナーはホリプロ)。
『スケバソ刑事 コードネーム=サキ』の失敗はこれじゃなくて、『ぼくらの〜』の併映『花のあすか組!』を参考にすべきだったんじゃないのかっていう気がしてきた。そっちの方が東映らしいやん。ホントに参考したかどうかはわからんけどさぁ。だって『スケバソ』の大ゴケは「東映α」のその後の展開に大きく影響を及ぼし、『エクステ』の公開規模に・・・(涙)なんてことを栗山千明がなかなか出てこんので思った次第。
当時『ガメラ』で注目をあびてた金子修介に監督させときゃぁ、早すぎる『デスノート』と思わんでもないが、そうなると那須先生の影が・・・東映だから。
左利きの沖田総司
まあ角川で沖田総司といえば「沖田総司は女だった」の
なんだろうけど、昨日買う気が起こんなかったんで。
http://www.walkerplus.com/movie/kinejun/index.cgi?ctl=each&id=28571
草刈正雄はその後にTBSドラマ『新選組始末記』でも沖田総司を演じているんだし。
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でもって、草刈正雄で角川映画といえば主演をつとめた『復活の日』でも『汚れた英雄』でもなく、『戦国自衛隊』である、個人的には。
当時草刈が「あーいそがしい」っとおにぎりを頬張りながら画面に登場したときには、「もしやこの人物が木下藤吉郎になり・・・」なんて想像してたら、結局最後まで出てこん(当時カメオなんて言葉知るはずもなく)、という風に原作のSFマインドまるっきりシカトかよ!の象徴として僕の脳裏に刻まれたのだった。
それはともかく、この『沖田総司』で総司と心を通わせるおちさを演じているのが『篤姫』で大久保正助の母フクを演じてる真野響子だったりする。
というか、草刈自身が阿部伊勢守で出演してるんだけどさ。今回「家定を殺さないで」という頭の悪い投書がNHKに殺到したとかしないとかなんだけど、草刈は全盛期(芸能人長者番付一位だった)でもそんな投書なかったんだろうなぁ、なんて想像してみる。