「田野辺くん」さんの雌伏の時

アマゾンから

を買え、とのお便り。土曜日にジュンクで実物見てから考えることにしてるんだが、前回の『グラインドハウス映画入門 (洋泉社MOOK 別冊映画秘宝)』がアーリー秘宝の雰囲気を少なからず醸し出していた(でももっと活字を!)のが嬉しい人間の一人としては今度も期待しているんだが、今回も企画・編集は田野辺くんさんなのだろうか、とちょっと検索してみた。
田野辺尚人の名前は町山師父を通じてしったから、どうも「田野辺くん」のイメージが僕の中で定着してるんだけど、今回検索した際には多くの「田野辺(尚人)さん」という表記を見かけた。
人生解毒波止場

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ではパシリみたいな扱いをされていた彼がである。いやー感慨深いもんが。
だから今回は田野辺くんさんと呼ばせてもらう。

で、最近

悪趣味洋画劇場 (キーワード事典)

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大ヤクザ映画読本 (キーワード事典)

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を手に入れた。『悪趣味洋画劇場』は発売当初なんだか買いそびれ、そのまんま5年くらいたった後は、もう買わなくて良いかとも思ってたんだけど。本棚買って秘宝関係並べてると、これがないとどうも座りが悪いような気がして買ってしまった(古書価格がピンキリだった。当然僕は安いの買った)。『大ヤクザ映画読本』は恥ずかしながら今回初めてその存在を知って慌てて手に入れたのだが、いきなり
三酔人経綸問答 (岩波文庫)

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フォーマットで「右翼と映画」を語るなんていう歯ごたえなんでビックリしているところで、どっちもゆっくり読もうと思ってるんだけど、ちなみに(というか当然ながら)両方の編集担当は田野辺尚人。いやー田野辺くんさんと他のキーワード辞典編集部の人ってどんな風に接してたんだろ?