拾った映画2本見た
と学会の山本弘会長が「トンデモ本」に続いて提唱した「ドーデモ本」。「トンデモ」というのが、あくまで作者が意図しなかった視点で楽しめるものに対して、ほんにどーでもいい本に対してつけた名称。
この本は怪しい!!―日本一のモーレツ・ブックガイド (洋泉社MOOK―活字秘宝)
- 出版社/メーカー: 洋泉社
- 発売日: 1997/12/01
- メディア: ムック
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まあ、「情熱」とか「魂」がすっぽり抜け落ちたようなこの映画僕がユニバーサル・モンスターズファンだったら、あまりの扱いに腹が立ったかもしれないけど。
とにかくモンスター弱すぎ、ギャグ寒すぎ。
ちなみにユニバーサルはこの作品に関与してないと強く主張してるんだとか。
にしても邦題つけた人ってば最後の決め台詞を意味わかんなくしてるんだよなぁ。
かたや『コードネームK レディ・コネクション』
- 出版社/メーカー: 松竹
- 発売日: 1991/05/17
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冒頭の水泳シーンに?(お約束かもしれないんだけど、それをケイでやろうって魂胆が謎)に続き、根上淳と会ってすっごい依頼を受諾、香港に飛んでからがさあ大変。なんの説明もなしに香港語を話す現地の人と(日常会話までも)日本語を話す現地の人が登場するんだけど(はい、皆さんの予想通り香港の役者と日本の役者です)、この時点で作ってる人あんまり頭使ってないなぁということに気付くんだけど、路上の銃撃シーンにおろおろとしているおばちゃんがバれていたり、清水健太郎がかっこつけて敵宅の門前に立ってる後ろで女子高生が指差して笑ってたりするのを見るにつけ、気もつかってないんだな、と思い知らされる。
『ニキータ』にほだされてレディ・アクションを作って一儲けをたくらんんだろうけど、そこは松竹ホームビデオ。その緊張感が後に東映ビデオが放った「XX」「anotherXX」シリーズとの力の差歴然−ボクサー内藤vsアマチュア歌手亀2くらい違う。
XX(ダブルエックス)?美しき標的(ターゲット)? [VHS]
- 出版社/メーカー: 東映ビデオ
- 発売日: 2000/08/04
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- 出版社/メーカー: 東映ビデオ
- 発売日: 1995/09/21
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- 出版社/メーカー: 東映
- 発売日: 1999/01/01
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後は日本の大手商社と香港黒社会がからんだ血で血で洗う抗争がちまちまと進行……ほんとどーでもいい。
…『龍如2』の手をやすめてまで見た理由はなんだったんだろう。
- アーティスト: 増田恵子,増田けい子
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2005/07/27
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