剛速泣映画。

昨日映画館に行かなかった悔しさを晴らすために観た。
スクリーンで観たときほどは笑えなかった。やっぱり、映画館でそれもシネリーブルで観たってのが大きかったのだろうか。あの時たるいと感じた部分がもっともっとたるく感じる。改めて説明台詞を省いてもっとコンパクトにできなかったもんかなーなんて思ってくる。まさに「困っちゃうなー」であり、「どうしよー」である。
というか僕のテンションが低いのかなー、映画見に行かなくて良かったななんて思ってきた・・・
ところが康介=カンゲが川を渡ったあたりからもうダメでした。次第にグシュっとなってきて、「悲しくてやりきれない」で落涙、「イムジン河」では声出して泪いていた。
そういえば、この映画をラストはハッピーエンディングかどうかという議論がある。そうあの親子三人は電車に乗って「何処」に行ってるかということに絡めて、アンソン一家の行く末をどう観るかといったような。映画館で観たときは僕は彼らは「北」に渡ったと思い、その後のあの親子の苦難を創造して若干暗澹たる気分になった。しかし、今回行き先がどうであれ、桃子のあの表情があの時あんな輝きを見せてるんだからそれはそれでいいんではないかという気がした。
誰かが「幸せ」かかどうか他人が決めるこっちゃないいんだ。
ちなみに初見の感想はhttp://d.hatena.ne.jp/shidehira/20050206#p1で。