はーどこまで行くんだろう。

ちょとばかしつらくなってきた。こんな刊行ペースなんで新刊が出るたびにを改めて読んで1巻からもいっかい読むってのが少々つらくなって・・・きたわけではない。
そんなことなら『Yasha(夜叉) (12) (フラワーコミックス)』で体験済みで、その時はオフィシャルブックと既刊を一気読みしても、それはそれは楽しい体験であった。
が、今回の場合話が重過ぎる。それにあいまって人の命が軽すぎる。ジャヌーの死なんか一コマの回想だったし、鉄男の嫁の看護婦の死に至っては読んでてまじで読むのを5分ほど止めたほどだ。いや、トイレにいっただけなんだが、普段の僕なら本を持ち込んで用をたすはずである。
とにかく巻が進み"死鬼"=セイの瞳の持つ闇の深さが顕になるにつれ、だんだん陰惨になってくる、こんな話を多くの人が求めているっては、世の中自体が妙な方向にいってるというおぼろげな実感を感じている人が少なからずいるってことの証なんだろう。
そう考えるとまたつらい。