拍子抜け1位かも

今年の食い散らかし大将映画部門ウララ↓1位が今んとこ『28』であることは間違いないが、あれは期待もせずに見にいって予想通りダメだったんだが、『隣人13号』にはけっこう期待があった。
ところがどうだい。これってば獅童が出てないシーンを繋がれば「いじめはよくありません」てな体育館映画にもなりかねんたるさ。
とにかく冗長なシーンが多くて、"分った次"と何度心のなかで早送りボタンを押したことか。
また、吉村由美なんて中途半端な存在をキャスティングしたばっかりに、*1映画自体の表現の幅を著しく狭まめているのが悲しい。なんなんだあのダブルは!
やたらめったら血や首が飛べばいいってもんでもないが、『不動』『殺し屋1』の系譜の作品であると謳うならば、少なくとも「静かな怒り」をもう少し燃やしてもらわないと。
一番の不満は妙にちんまりまとまったところ。

*1:確かに観客数を広げることになるかもしれないが、