お見舞い(になってないな)

この後と上の見出しを同時に公開するのに若干躊躇いがあった。
ただ、人が悲しんでるであろう時にふざけているんだから、自分のときだけそれをしないというのはフェアじゃない気がした。かなりへフッとなりながらも上のようなことも考えるのが僕なんだということだと思う。
まあ、これが母親や相方だったらどうかと考えると…ひとまず映画なんか見に行ってないだろう。
罰当たりな話である。
昨日"危篤"と書いた、おばちゃんが依然危険な状態ということでお見舞いに行ってきた。
普段そんなに親しくしていたわけではないが、小学生のとき「腸閉塞」で入院したとき、働いている両親の代わりに「下の世話」なんかやってもらっていたりするので、やっぱり一度行かなくちゃと思って…
このおばちゃん"古賀のおばちゃん"は僕にとっては母親の兄のお嫁さんである。が、『麦と兵隊』火野葦平の姪にあたり、N先生の姉なのである。
だからかどうか知らないが、古賀のおばちゃんは両親の兄弟・その配偶者の中で唯一品というものを持った人であった。
それに僕の下の名前を「くん」づけで呼んでくれる、数少ない親戚であった*1
でもって病室に入るとほとんど意識のない状態。
ただ、人が来ると分るみたいで反応がある。
従兄やN先生の娘さんが話しかけるとやはり明らかに反応が違う。
それに比べて旦那への反応が薄い。
あああ「夫」より・・・なんて思うとまた気が滅入る。
で、ひとまずこの状態が続くということなので僕は博多駅に向かった。
我ながら酷いヤツと思う。

*1:多くは呼び捨て、それ以外は「っちゃん」がつく