6でもないの2 QJ (1*0*3) ≠ QJ103 もしくは指原莉乃という異物




そう、『クイック・ジャパン 103 指原莉乃、博多へ』と1号と0号と3号を並べる。当然初期QJとの違いは一目瞭然だ。でも、この指原という者、他のアイドルともちっとばかし違っている、のはみんな知っていると思うんだけど、この号のインタビューを読んだら、一般の芸能人ともちょっと違っているという風に思えてきた。
たぶん一番近いのは女子プロレスラーなんだと思う。
そもそもAKB自体の旧旧チームにどことなくA=全女、K=LLPW、B=JWPみたいな色分けがあったような気がしないわけでもないが、それはさておき、じゃあ指原は女子プロレスラーとしては誰に近いのかっていう問の答えは単純ではない。
彼女の最初のキャラである「へたれ」だけをみると「へな」こと広田さくら(現・旧姓広田さくら)が一番近い…なんとなく顔も似てるような気がするし。
しかしながら、今彼女が最も注目され讃えられているところであるプロデュース能力でいうと、おそらく北斗晶に違いない。最初から団体から推されていたわけでもないところも似てないこともない。そんでもって、昨年の総選挙1位は赤いベルトを巻かないままに、憧夢超女大戦でのV★TOP WOMAN日本選手権トーナメントにおいてアジャ・コングに勝利したことに似ている、といえなくもないだろう*1


なんてことを思いながら、奥の部屋から『Number 331 女子プロレスの現在』を引っ張り出してきたら、「神取忍という異物」という文字列が目に止まった。
たしかに指原は「異物」なんだろうが、柔道の一流選手から鳴り物入りでジャパン女子に入り伝説のシュートマッチを行い、その後のインタビューで「心を折る」という名言を残したミスター女子プロレスとはまったく似てない、と思った。



別に誰かにピタリとはまらなくてもいいんだけど、なんだかちょっと悔しい

北斗晶全記録 (ウル叢書)

北斗晶全記録 (ウル叢書)

*1:全女と違って48Gは失速してないけど