横溝文庫ハルキシオリ&非ハルキ帯

かしいのあい書林で横溝角川文庫を2冊。
犬神家の一族』と『獄門島』。
『犬神』の方は、例の「プレミア日本版」のインタビューにあった「文庫本にいれるしおりで映画の宣伝」の始まりである

シオリと横溝正史フェアのチラシを。
全国に「TOHO」というシネコンではなくて、「東宝」の劇場があった時代で、福岡では映画は中洲で観るもんだったんだなぁということを改めて思い出したよ。
んで、もいっこの『獄門島』は

東宝映画化」と「TBS・毎日系テレビ化」告知帯*1

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映画の方は横溝正史市川崑石坂浩二の「金田一」第3弾なんだけど、ハルキと東宝の決裂―

あのときはね。プロデューサーと春樹がもめましてね。市川喜一ちゃん。弁当代をなんとかしたっていうつまんない問題でね、刑事問題にまで発展した
(上掲インタビュー 市川監督)

―で非ハルキ映画としては2番目の作品。テレビの方は監督がその後『戦国自衛隊』や『伊賀忍法帖』(ついでに『積木くずし』)の斉藤光正ってのが妙に因縁めいたもんを感じる。


てこって明日3日は、第10回 西新大古本まつり*2に行ってきます。午前中に文庫コーナーを映画ジャケを求めて意地汚く漁ってるルパン三世のTシャツの男がいたら僕です。ちなみにこの場所はわっしゅさんのブログ(はかた号、不幸行きです - 男の魂に火をつけろ!)で話題になってるHKT48の常設会場(予定)から地下鉄の駅でいえばいっこ*3で普通は博多とは云わん場所です。