負けるがカツ

食の軍師 (ニチブンコミックス)

食の軍師 (ニチブンコミックス)

どーも『包丁人味平』のムカシからこの国の食い物マンガに「勝負」はつきものだったわけだけど、この「食の軍師」は勝負、それも食べるものとしての負けを描いたものである。そもそも出発点である名作「夜行」の主人公からしてカツに惨敗しておるし、『孤独のグルメ』の井之頭五郎にしても食べたいものが食べられなかったり、素材(ブタ)がダブったりーので決して戦績が良いわけではない。
さて、この作品は主人公の本郷が三国時代の「軍師」諸葛孔明を・・・

って諸葛孔明に関してあーだこーだ言おうと思ったんだけど、こと「三国志」に関しては映画『レッドクリフ』公開時に「赤壁」関係を慌てて読んだくらいで、ろくに知らないことを思い出して、本棚をあさくり、なんで買ったかも思い出せない

諸葛孔明―「三国志」とその時代 (光風社選書)

諸葛孔明―「三国志」とその時代 (光風社選書)

を引っ張り出してきた。

ひとまず三顧じゃなくて三個もある序文読んだだけで負けそうなんだけど。