文豪ジャケ・・・三島ジャケ・・・崑ジャケ

春琴抄』の流れで百恵『潮騒』を探してて見つかったのが

鹿鳴館 (新潮文庫)

Wikepediaによれば「現在権利上の問題で封印されている」市川昆監督映画ジャケの文庫。


てこって、手持ちの市川昆映画ジャケを陳列。
細雪』(1983年、東宝

『おはん』(1984年、東宝

ビルマの竪琴』(1985年、東宝

竹取物語』(1987年、東宝

天河伝説殺人事件』(1991年、東映

犬神家の一族』(2006年、東宝


このうち(ジャケットがレアというわけではなく)珍しいのが、
竹取物語 (角川文庫)
竹取物語・伊勢物語 (集英社文庫)
で、前者が星新一、後者が田辺聖子の現代語訳という訳者も出版社も違うという競作ジャケ。文芸ものだったら、僕が持っるものでも、上記の『細雪』や『おはん』以外に下村湖人次郎物語』などが複数の出版社から出てることはあるけど、こんなのはあまりないはず(自信ないけど)。
それから『犬神家の一族』はリメイク版のみ存在している模様*1。ハルキ映画関係でいえば、『人間の証明』がなぜだか竹野内豊版しか見当たらない(あるのか?)のも同様かと。
※参考:『人間の証明』公開時の角川文庫「森村誠一フェア」のチラシとシオリ。