これも映画ジャケ?
いや、まあ『なつジュー。20世紀飲料博覧會 (ナックルズBOOKS)』で「映画ジャケ文庫収集家」を名乗ってしまったんでここでやめるわけにはいかんとばかりに買ったのが
- 作者: 笠原和夫
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1989/03/01
- メディア: 文庫
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確か「映画のためだけに出版されたもんは映画ジャケとは言わん」なんてことを言ったような気もするけど、それはそれである。
この文庫手に取ったときは帯付で
毎日新聞提供の報道写真しか見えず、その意味でも「映画ジャケじゃない」じゃんだったんだけど、帯を取ると
萩原健一、三浦友和、藤谷美和子、勝野洋、有森也美、関口誠人(?)
名取裕子、南果歩、加藤雅也、加来千賀子、宅麻伸、安田成美
といった出演者の顔が見えるという、
のでっかい帯だけが映画関連というのの逆のパターンなんで、「自分ルール」なんぞどーでも良くなった。
ひとまず脚本家笠原和夫のあとがきも非常に熱のこもったいい文章なんで、珍しく本文も読んでみようと思った次第。
学生時代ホン・ヨンウンがとある高校に呼ばれて演奏するために来熊した際に、時間が空いたんで映画を見ようということになって、ホン君は『2/26』を見たがったんだけど、なんかその日はその重さに耐えられそうになくって、『バカヤロー2』だかなんだかを見たなどという、恥ずかしい出来事を思い出してしまった。