いろいろ変わってたり変わってなかったり
香椎駅の古本市でマンガや文庫、雑誌などいろいろ。
んでもって『宝島』を2冊。
- 1986年2月号「日本ロック・データファイル」
- 1986年8月号「試験に出ない!?日本ロック史」
二つとも20年ぶりくらいに読んだんだけど、頁をめくると記憶の片隅にしっかり染み付いている記事がボロボロと。
「ロックデータファイル」の
かってのエコーズは、エコー&ザ・バニーメンのようなどんよりとしたギターサウンドがメインな部分もあったが、レコードデビューを機に、サウンドよりも歌詞の持つメッセージを重視、あるいは音と同じくらい比重で捉えはじめているようだ
だなんてのは罪山さんのTwitter(https://twitter.com/tsumiyama)での辻仁成のあれこれを読んだばかりだったのでなんかうれしかった。
ちなみにこの号には他にも
あれよあれよという間に本物になってしまった"ばちかぶり"。エンターテイナーとしてのタグチトモロヲは一流だ
だの
町田町蔵があと1年でもINUをやり続けていたら、日本のパンク・シーン、ひいてはロック・シーン全体は、現在とまったく形をけていたかもしれない
と、現在ミュージシャン以外のお仕事が主な人のことが載ってる。
それから「試験に出ない日本ロック史」のアンケート集計「日本の名盤」のベスト3が
- サディスティック・ミカ・バンド『黒船』
- はっぴえんど『はっぴいえんど』その他*1
- RCサクセション『ラプソディー』その他
ってのには「唐沢にサリンジャー追悼記事を書かせないためです - 映画評論家町山智浩アメリカ日記」を併せて読むといろいろ感慨が。
そんで回答で今回特に気になったのが
と
の二つ。
ついでに当時は読み飛ばしていた、8月号編集後記の
理由が分からんが、編集部町山がボーズになった。立派だからのせる。
「男のケジメ」ってなんだよ、町山?
にうわああああああああ。
*1:アーティストへの投票をカウントして最も多いアルバムを表記