怪獣サイズMOOK

東宝特撮総進撃 (別冊映画秘宝) (洋泉社MOOK 別冊映画秘宝)

東宝特撮総進撃 (別冊映画秘宝) (洋泉社MOOK 別冊映画秘宝)

が届いた。
これがデカい。
ホント、デカい!


どのくらいデカいかというと、MOOK時代の初期秘宝(旧別冊宝島サイズ)の2冊分で



同じ別冊映画秘宝「インサイダー」等のヴィジュアルムック(現別冊宝島)よりもさらにデカイのである。


(ちなみに新旧別冊宝島サイズはこれ)

これはまさに「怪獣サイズ」のムックなのである。まあ、単にいつもの本誌のサイズなんだけどね。


そんで、近頃の別冊秘宝で恒例となってるバラバラの文字サイズも、今回はなんだか意図がありそう。「殺人」シリーズは予定と実際の原稿の枚数が違ったとしか思えない。



それにしても執筆陣が実に豪華である。みうらじゅん浦山珠夫大畑晃一、山田誠二、尾崎一男柳下毅一郎といった定番のメンバー*1に加えて、『映画宝島 異人たちのハリウッド』「ウルトラマン在日朝鮮人」が評判になり、第二弾が『怪獣学入門!』となる要因の一つを担った切通理作那須博之呪殺以来秘宝とは微妙な関係を『デザイナー』等を褒めることでそれを修復してきた金子修介や『唐沢俊一検証本vol.1盗用編』を先月号のブックレビューに載っけてたんでこれもひやひやしていた山本弘(と学会会長)の名前が並んでるのがうれしい。とり・みきも久方ぶりなんじゃないかぁ。このテーマだとはてなー色が一気に失せるんやね。
それにしても『HOUSE』(隣の頁が『幻の湖』と『さよならジュピターってのは!)を大林千茱萸を担当してるのに、三留まゆみがイラスト描いてないのは何故なんだ?(・・・落としたんだろうけど)とか、黒沢清には、ある意味先を越された形となった

のことを訊いたりしたんだろうかとかあーだこーだ考えてながら、表紙の名前を見てるだけですげー満腹なってきたんで、中身読むのは明日以降。

*1:そういえば品川四郎神武団四郎が参加してないな※追記:神武団四郎は表紙にクレジットされてないだけで、いきなり『サンダ対ガイラ』に登場しておった