SEVENTEEN


17歳ってなんだか多感な年頃で、中には人生決まっちゃう人もいるだろうけど、何んにも定まっちゃいないって人がほとんどだと思う。
で、今振る帰るとそのころって妙に恥ずかしかったりすんだろうけど、雑誌の17号ってのも、もしかしたらそうなんかもしれない・・・なんて思ったのは、レコードヤクザの対談の後半が読みたくて買い直した

クイック・ジャパン (Vol.17)

クイック・ジャパン (Vol.17)

の目次のそれ以外のなんやかんやを眺めたから。わずか4年前の創刊準備号の影も形もほとんどない、この17号。今現在のQJとはどう繋がってて、どうちがってるんだろうね。

「オタクから遠く離れて(後編)」東浩紀(伊藤剛)。
「特集 庵野秀明と『ラブ&ポップ』」庵野秀明インタビュー(竹熊健太郎)etc。
「新宿マッド'97 partII」若松孝二×曾我部恵一。
「とにかく『不動』を見ろ!」三池崇史インタビュー(中原昌也藤木TDC)
「すばらしいレイブ紀行 その2びっくりベルリン編」(鶴見済)

一番の隔世の感は三池監督が「好きな監督はサム・ライミティム・バートン」なんて云ってるとこかなぁ。


それはそうと『シナリオ ラブ&ポップ (幻冬舎文庫)』って、あきらかに角川映画の『シナリオ〜』とあきらかに違うつくりしてんだよね。ちゃんと「世界観の提示」みたいなもんがあるっていうか。正直当時はそれが鬱陶しかったけど。