「文系/理系」別冊宝島

ブックオフ雑誌半額セールで『別冊宝島137 研究する人生』('91年7月24日発行)を75円で。画像はその巻末広告のうちの1頁。んで、次号予告が『宇宙論が怪しくなる本』。
サブタイトルの"「理系」の彼らは何をしているのか"やら、画像のコピー"科学する心"ってのに若干の「?」。
何ゆえ「研究する人」を「理系」に限定し、「科学する」が「自然科学」系の本ばかりなんか。
逆に「わかりたいあなたのために」シリーズは「44・57現代思想」「85フェミニズム」「176社会学」とそっち方面ばっかなんか。


別冊宝島が80年代に「学問」を「サブカルチャー」の遊び場に引っ張り込む片棒を担いだ(というかかなり主力かも?)際に、この不毛な「文系/理系」の区分け―中学のテストの点数の良し悪し程度の差―の図式から自由じゃなかったのって、けっこー罪なんじゃないかぁ、とか。