のんちゃんミソ弁?

なんでも映画になるというか、するというか。
今度は昨今のブームにのって「弁当」映画である。
noriben.com
チラシの裏には

緒方監督の新作は、人気コミック「のんちゃんのり弁」(講談社モーニングKC」を原作に、人間のひたむきさ、可笑しさ、愛しさを描き出した物語

となっておるが、緒方が原作になーーーんの思いいれもないのは「完成披露試写会 開催! : 映画『のんちゃんのり弁』公式ブログ」の発言「原作は7〜8年前に「モーニング」で連載されていたんですが」で分かる。原作の連載が1995年から1998年にかけてであったこともしらないんだろうし(気にしてないんだろうし)、CBC製作の「ドラマ30」で2回にわたってシリーズ化されてることもどーでもいいんだろうよ。


主役の小西真奈美に関しても

ある日、ダメ亭主に愛想をつかし、娘ののんちゃんを連れて、実家の京島二で戻った

ってな役に全くリアリティが感じられない。上記のCBCのドラマで主人公を演じたの女優が、ヤクルトスワローズのドラフト2位(前年が小坂勝仁、前々年が古田敦也)という期待に全く応えきれずシーズン1放送後のオフに自由契約になる西岡洋と一女をもうけるも、後に離婚なんていう、まさにぴったりな経歴の持ち主なのと比べると話にならん。普通に考えて奥菜恵だろ!(下町出身で離婚歴ありで「とっても母娘」なんだからぁ)

んで

観た後誰かへ愛情弁当作りたくなるはず

って、これ「弁当屋をはじめる」話なんだけどぁ。個人的な「愛情弁当」と売り物の弁当じゃ全く別もんやろうもん。


それよりもっと謎なのが、協賛が「みそ健康づくり委員会」なこと。のり弁だったら「海苔で健康推進委員会」でよかったんじゃ。