映画監督ジャケ本

今シーズンのNBAもいよいよ大詰め。今週末にはファイナルが始まる。両カンファレンスともCFまで順調に勝ち上がったチーム(レブロン擁するキャバリアーズなんてスイープだったのに)が敗退するという興味深い結果となった。コービー率いるレイカーズがヤオ・ミン抜きのヒューストンに苦戦してる時点ではデンバーの勝利を予想していた人も多かったと思う。井上雄彦もやきもきしてたことだろう。だが、コービーはやっぱりコービー・ブライアントだった。


そんなコービーがまだ高校出たてのルーキーだったころに、

背番号3。ジョン・スタークス。ぼくの一番のお気に入り。ニックスのジャージはほとんど全部持っているが、着るのはスタークスのだけだ。

と実際にその3番のジャージを着て表紙を飾ってるのが出た。

スパイク・リーのバスケットボール・ダイアリー (地球スポーツライブラリースペシャル)

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である。
いまや世間的にも「スパイク」という監督はリーよりもジョーンズなんではないか
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という気もするが、僕にとってスパイク・リーは映画監督やCM監督というより、BS-1のNBA中継でアリーナ最前列でオフィシャルや相手エース(特にレジーミラー)とやりあっている人なんである。
そんなお一人様何千ドルのアリーナに座るようになっても、天井近くのいっちゃん安い席に座ったガキの心を失わないこの男は、ニックスのジャージだけでなくDodgersのレプリカを着て画面に映ることもあった。この日記では彼にとってNYYでなくそれを着ることがいかに「right thing」なのかも饒舌(いや、ほんとおしゃべり)に語られている。
ホントスパイク・リーはバスケットボールがニックスが好きなんだぁ、と思いながら頁をめくっていたら、オフィシャルガイドや「hoop」誌を辞書片手に読んでいた頃を思い出し、しぼんでいたNBAへの興味が湧いてきたような気がする。今更オークションで「3番」でも探してみようかなぁとまで思っている。