なんだか呼ばれたような気がして
ワッシュのガンクレイジー講座<サブマシンガン篇> - 男の魂に火をつけろ!
なんだか呼ばれたような気がして(笑)。
まずジャケの変遷
薬師丸ひろ子
↓
原田知世
↓
薬師丸に戻る(その際に裏の写真が消える)
↓
イラスト表紙をはさんで
長澤まさみ(どさくさに『その後』までまさみジャケに)
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泉が拉致られた場所で
男は拳銃を台に置くと、奥の銃架へ行って、トンプソン・サブマシンガンを手に戻ってきた。
「見たことあるだろう」
「ええ、テレビや何かで…」
「アンタッチャブル華やかし頃の傑作で、あの頃のギャング映画にはつきものだ」
映画マニアの赤川次郎らしい語り口である。このすぐ後に「マシンガン・ケリー」についても言及があるんだけど、それがロジャー・コーマン製作監督の
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そんで、なんやかんやあって、そこにあった銃を持ってカチコミに行くわけ。で、原作は「ギャング」だからトンプソン(トミーガン)を使ってるんだから映画もそれを踏襲すべき!という意見もあるみたいなんだけど、そんな方は小林弘隆先生のイラストとTK氏(小峰隆生)の文でちょっと和んでください*1。
「カイカーン」というセリフで一世を風靡した少女、薬師丸ひろ子は戸井田工業製の電着M3を撃ちまくった。
仕上がり映画では「ババババババッ!!」といくがこれは音だけ。発火は火薬の節約?で「ボッ、ボッ、ボッ!」と秒間3発くらいのスローファイヤーだ。なぜって?実用より眺めの機関部の前に4発組みの電着火薬の束を4ヶ所しかセットできなかったので、発射音とは無関係にスローに発火して、ワンカットのつじつま合わせをした。これは、この映画だけのことではなく、当時の無稼動電着機関銃は、皆この方式だった。(TK)
『世界映画・拳銃大図鑑―小林弘隆ベストワーク集』
んで、知世版の使用銃のことなんですけど、僕の手元にある『時をかける少女』パンフと『青春白書まるごと一冊学園ドラマ』とも同じ写真が使ってあって
文庫本・シングルと同じ銃になってる。でも、この頃の角川は映画の撮影現場でのスチルとは違うもんを文庫・レコードで平気で使用するんで、この写真で銃を特定は全くできないんですね。たぶん、セーラー服と機関銃 - Wikipediaの「テレビ版で撃ったのは、用意できるプロップガンの都合なのか、自動小銃のXM177E2であった」の「都合」ということなんでしょう。
まさみに関しては持ってると思ってたんだけど買ってなかった『「セーラー服と機関銃」Official Visual Book』を安く手に入れたらいずれまたというこっって。
*1:火に油かもしれんが