海苔ちゃんの本棚 6限めからやる気の思想史

1限めはやる気の民法 1 (ビーボーイコミックス)

1限めはやる気の民法 1 (ビーボーイコミックス)

単行本タイトルから「帝能大学ア法学部」が外されたのは、もしかしたらTAWARAちゃんの母校への配慮?な、慶應義塾大学法学部出身のよしながふみの大学もの。
このジャンルのこんなテーマでもしっかり女性を描いてるのはさすがよしながふみである、っていつも書いてるけどやはり上手いものは上手い。ただ、この作品でもそんな女性がどっか彩子さんぽいのはご愛嬌(そういえば彩子さんも成績優秀だったっけ)。そもそも彩子さんや相田弥生(彦一の姉)の役割りがそれまでの少年漫画ではおっさんのものだったんだよねなんて余計なことまで考えてしまう。
余計ついでに「藤堂貴明」と「藤井朋章」って名前の類似やきっかけの「キス」なんてとこから
ラヴァーズ・キス (小学館文庫)

ラヴァーズ・キス (小学館文庫)

海街diary 1 蝉時雨のやむ頃

海街diary 1 蝉時雨のやむ頃

吉田秋生よしながふみの似てる点、違う点を考えてもいいのかなぁ、とかなんとか。寺田さんのため息のつき方は影響受けてると思う

あと

ズッキーニのオムレツ つけ合わせは
絹さやと芽キャベツのソテー
アボカドは玉ねぎとかりかりベーコンで
サラダにして

くるみ入りライ麦パンのトーストに
いちごソース入りヨーグルト
それに紅茶」
(122頁)

にこのころから始まってんだぁとか。

こんな事 本来なら
女友達に 言うような話なのに
聞いてくれて ほんとありがと
(161頁)

に案外柴門ふみ?とか


ちなみに僕の学生時代にもとある年の金曜5限のゼミは5時からざーっとお勉強をした後、学校がしまるまではそこで飲んで、その後朝まで開いてる(開けてもらえる)店で飲み倒すってなことやってたんで、「12時間耐久ゼミ」なんて呼ばれてたっけ。こっちはすげービンボーだったけど。

となり町戦争 (集英社文庫)

となり町戦争 (集英社文庫)

差別と向き合うマンガたち (ビジュアル文化シリーズ)

差別と向き合うマンガたち (ビジュアル文化シリーズ)

三崎や吉村のころはそんな蛮行はしてなかったみたいだけど・・・


そんな思い出のある熊本に今度の土曜日に久しぶりに行こうと思う。
熊本市現代美術館|井上雄彦 最後のマンガ展 重版[熊本版](もしかしたら校舎で一回くらいすれ違ったりしたんだろーかも)
どのチケット買えばいいかがよーわからんので問い合わせしようかね。