真田広行ジャケ救出作戦

いつどこでなんで買ったか全然覚えてないんだけど、ずっと本棚においてあった

新宿鮫 (カッパ・ノベルス)

新宿鮫 (カッパ・ノベルス)

を読んだ。すげー面白かったんで昨日続編の
新宿鮫毒猿 2 (BiNGO COMICS)

新宿鮫毒猿 2 (BiNGO COMICS)

を読み始める。冒頭の「単独逮捕」に若干のあざとさを感じながらも、台湾の刑事郭が出てきたあたりから文章がじわじわとヒートしていくもんだから、夜中に思わず声を出してしまい、隣に寝てる海苔ちゃんをおこしそうになった。


で、ある。これは単におもしろそーだから読んでて、カッパノベル(角川でも中公でも徳間でもハヤカワでもない)なんで油断してたら、どうも「映画ジャケ」があるみたいなのである。

シナリオ 新宿鮫 (光文社文庫)

シナリオ 新宿鮫 (光文社文庫)

ま、真田広行だから当然といえば当然で、彼は角川映画の常連なんで
伊賀忍法帖

里見八犬伝

麻雀放浪記


としっかり映画ジャケにおさまっており、角川映画以外でも

『犬死にせしもの』

や『怪盗ルビィ』

なんてのまで「映画ジャケ」になっている、まさに映画ジャケの王なのである。

今度真田広行のフィルモグラフィ全部の原作をチェックしなくちゃいけないんだろうか、と思ったり。
んで、どうもこの「シナリオ新宿鮫」は絶滅危惧種らしいので早速保護の必要があるみたいなんである。でも高いのはやだ!みたいな。