藤木の話は否定せずに最後まで聞け
- 作者: 柚月裕子
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2009/01/24
- メディア: 単行本
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その人を知りたかったら映画監督は初監督作、バンドは1stアルバムに接しろなんて言葉がある。最初に振り絞りだしたものには何らかのその人の本質がある、ってな話である。だから、柚木裕子にとっては処女作である『臨床真理』が彼女の何かしらを伝えてるとすれば、おそらく主人公の臨床心理士佐久間美帆が彼女の化身・分身のはずである
なんてのは文字通り真っ赤な嘘である。彼女はおそらく美帆に過剰に何かを託したりはしてない。美帆と藤木司に多くを寄せているとはいえ、作者の分身を多くの人物に分散さえているだんと思う。まあ、美帆が作者の化身だと、思わせたい方が良いこともあるかと、ここで共犯者F氏が「病院にお勤めした経験とかありましたか?」なんて質問してるんだけど、そこはそこ、あれはあれみたいで彼女はあっさりとかわしている。
だからだろう、どっか風格というか余裕を感じるというか、20年以上前にデビューしていたら、ゴールデン街で岡留編集長との2ショットが「噂の眞相」に載ったりしてたんじゃないかなんて、だからどーしたっ!てなことを考えてしまった。
でもって、ラソーにも「良く出来てるよなぁ」なんて思いながら読んでいたんだけど、ざーっと読み終わってふとその感触を思い出すと、「良く出来てる」の具合が違ってた。前半が良く出来た土曜ワイド劇場で、後半が良くできたVシネマ。
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2006/10/06
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XX(ダブルエックス)?美しき標的(ターゲット)? [VHS]
- 出版社/メーカー: 東映ビデオ
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あ、どっちも東映やん。だったら次々回作くらいに
相棒シリーズ 鑑識・米沢の事件簿?幻の女房? (宝島社文庫―「相棒」シリーズ)
- 作者: ハセベバクシンオー
- 出版社/メーカー: 宝島社
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こひつじたちのちんもく
宝島ついでに『別冊宝島368 身の毛もよだつ殺人事件』の平山夢明や柳下毅一郎らの座談会で平山は次のような発言をしている。
プロファイリング・チームの人間が、収監中の囚人から実際に起きてる犯罪についてのコメントをもらうということは、絶対にない。だから彼女は訓練生という設定にしている。
- 作者: トマスハリス,菊池光
- 出版社/メーカー: 新潮社
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僕が今日書いたこんな言葉はどんな色なんだろうか。
ひとまずはっぴぃえんどな色には虹色がたりない。
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
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