発狂する世代

同時期に連載されていた『三つ目がとおる』の和登さんよりもちょっとガーリーより謎の美少女が表紙。
で、解説によれば1974年度の『高一コース』に連載されたもので、「死後」「幽霊」や「空飛ぶ円盤」に新たな解釈を与えた隠れた傑作、らしい。主人公の苦学生が蜂起の中心なるなんてのはかなり無理*1があるように感じられなくもないが、そこはそこ学年誌だから。
そんでもって、この作品が学研に5年後に『ムー』を発行させようと決意させた可能性は『BOMB!』よりは高いかもしれんが、あんまりないような気がする。
学年誌だもんだから、読んでた人*2は同年代で、彼ら彼女らには何らかの影響は与えたはず(読んでたらだけど)。
それに該当する1958年4月〜翌年3月までの主な人を上げてみる。

あとは村井秀夫とか江川紹子とか。

*1:だって、あそこにはローザ・ルクセンブルグゲバラバクーニンや・・・それこそキラ星のように…

*2:その兄弟姉妹や手塚マニアのぞく