北川景子で是非『アマリリス』を

アマリリス 5 (YOUNG YOUコミックス)

ほんとマジで景子たんは岩館先生のマンガから出てきたみたいで可愛かった『ハンサムスーツ』。
handsome-suits.com

で、終わっていいかもしれんが、もちょっと。
舞台が安食堂だし、鈴木おさむの良い加減なベタさ(特に選曲や古ギャグ)と役者が経験者が多かったんでさほどでもないけど、どっか『星くず兄弟の伝説』のにおいを感じた。たぶん監督の英勉って『ファントム・オブ・パラダイス』好きだと思う―いや、ビジュアル・ディレクションの飯田かずなの方かも。

いや、ほんと楽しかった。失礼を承知でいうなら『下妻物語』以来のひろいものというか。下妻が公開されたころにはじめどっか｢ケッ｣てな感じで見た人間が絶賛したのと同じ状況が起きるような気がする。テレビの人脚本･演出・出演ってことでなめてたらっところがどっこいっていうやつ。まあ確かに冒頭が今はやりの｢監視カメラ｣映像とか、ガキの遣い方その他が｢中島哲也｣風(それこそ谷原章介主演の『不動』まで突き抜ければ！)なのがちょっとあざとさを感じないわけでもないが、それでもスーツが登場するまでとその後の時間配分もちょうどよかった。あと、ビンボくさいもんをちゃんとビンボくさく描いてたし。このスタッフで今からフカキョン『天使』と『ハチクロ』(蒼井優とイセヤはチェンジ)を作り直してくれないかなぁ。

で、どうでもいいけど、本庄まなみのあれってブルー・エンジェルの浦江アキコだよね。