いつかジャケ写が入れ替わる

文庫本の解説に寄れば、この「いつか誰かが殺される」は

雑誌「野生時代」の1981年1月号に一挙掲載され、同年12月、創刊まもない角川のベルズの一冊として敢行された

とのことで、文庫版初版は84年3月である。
おそらく渡辺典子主演の映画に合わせた文庫化で、ひとまず撮影前に単体のイメージカットのカバーを出して、撮影前後に古尾谷雅人とのカバーを出したってことなんやろう。僕の手元にある(単)の方が84年7月、(複)は85年4月の発行で、ちょうど映画の公開(84年10月)を挟んでる。(http://www.jmdb.ne.jp/1984/dh003430.htm)

ファンだったら2冊とも買うやろてな思惑なんでしょうが、ひろ子や知世ちゃんならともかく渡辺典子でどんだけ効果があったんだろうか。
ま、『晴れときどき殺人(キル・ミー)じゃぁ、トップテンには出てたみたいなんで、人気はあったんだろうけど(当時あんまりテレビ見てなかったんで覚えてない)

※水に浸かってる写真の方の顔がどっか↓の谷村美月に似てる。