クリッチー最高!

いきなりサン・ハウスのBLUESとは何ぞやというご高説。
サンハウスといっても

有頂天

有頂天

ではない。タイトルバックに流れる声がキクさんに似てるけども違う。
THE ORIGINAL DELTA BLUES

THE ORIGINAL DELTA BLUES

だから、キング・スネークではなくブラック・スネークであり、出てくる親父は浦田賢一さんではなく、サミュエル・L・ジャクソン(当然マザファカ!炸裂有)であるのである。


いやー良かった『ブラック・スネーク・モーン』。一言で言えば"弱いものが更に弱いものを扶け、その音が響き渡ればBLUESは加速していく"物語。
いや、もう、出て来る人間揃いも揃って出来損ないだらけ、サミュエル先生も例に漏れず、出て行った奥さん(Rose)のための薔薇の花壇(Rose's rose)を恨めしそうに眺めた後のグシャーンのちんかすぶりには思わずほろっときたし、それから"リンカーンなんて不相応な名をつけられたばっかりに感"あふれるヤツ(Neimus K. WilliamsのNeimusがどう読むか分からん)のヘナチョコぶりも非常に良い。ライブシーンには思わず体を揺すってしまった。


が、なんといってもクリッチーがたまらん。
クリッチーといっても栗山千明でも当然栗山千絵(略)。
前編通じてほとんど半裸!というだけでなく、ほとんど顔に傷やアオタン(にはなってないからアカタンというのか)付きのトラウマ持ちなんだもん。

ブラック・スネーク・モーン スペシャル・コレクターズ・エディション;BLACK SNAKE MOAN [DVD]

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そんなこんなの我がクリッチー、クリスティーナ・リッチの次回作は半裸から前編マッパという展開ではなく(くどい)、『マッハGOGOGO』の実写化のSpeed Racer (2008) - IMDbだとか。
※アニメの主題歌は断然日本版の方が燃えるなぁ

Speed Racer Opening - YouTube