石頭地蔵を見る前に買った本

石頭地蔵のライブ良かったっす。
ただ、その前に見たバンドを見て、ふと思ったんだけど、70年代に50年代の音楽は50Sとかオールディーズとか言われて、演ってる人たちも自分たちのやってることがノスタルジーだってことを自覚してたんだと思うんだけど、21世紀の今70年代パンクをまんまやってる人たちにはその自覚が足んないではないんじゃないかと。
でもって、その前に買った本

JICCの本2冊

別冊宝島16精神世界マップ』

人類の歴史とともに古いオカルト(隠れた知)の系譜に
現在から未来を生きる立場から、そう展望する

本らしい。それにしても

ニューエイジの宗教としてのサイコ・セラピーには。深刻でヘビーな既成の宗教に比べ、ひと風呂浴びてくるような気楽さである。

なんて文には10年後に『いまどきの神サマ (別冊宝島 114)』、15年後に『オウムという悪夢―同世代が語る「オウム真理教」論・決定版! (別冊宝島―90年代の宗教を考える (229))』を出すことになるなんて予想もしてなかったノンキさに溢れている。
東京マニア・ショップ大事典―チープ・ラジカルマニアックな店700 (宝島コレクション)
ファッションが最初に来てるとこ(そのまたトップがデザイナーズ)が、この時代の宝島らしい。それにしても「ナイトクラブ」ですよ。

講談社現代新書4連冊

日本人のしつけは衰退したか (講談社現代新書)

日本人のしつけは衰退したか (講談社現代新書)

『戦前の少年犯罪』でも参考にされてた本。「近頃の親はしつけが出来てない」に「それが日本の伝統ですやん」と、「我々が子供のころは」には「行儀悪いのをみんな気にしてなかっただけやろ」いうために必要な本(なんじゃないかと思う)
魔女と聖女 ヨーロッパ中・近世の女たち (講談社現代新書)

魔女と聖女 ヨーロッパ中・近世の女たち (講談社現代新書)

デビルマン』を読んでてこの辺りのことがちょっと気になってて、あ、これならちょっといいかもと。ほんとは『室町と王権』読みたかったんだけど。
この二つはすぐには読まないんだろうけど、今度見た時なかったら悲しいんで。
でもって今回の目玉はやれ、国際化だの、五輪競技復帰だのほざきながら、ちっとも変えようとしないカウントコールをモチーフに日本の野球にまとわりついた傲慢についての本。
「野球と違ってソフトボールは」とか「野球と違ってMLBは」なんてアナウンサーの説明に「日本の野球の方が違ってるんだよ」と突っ込みたい人必読(なんじゃないかと思う)の本。