1000円でこんな映画が見られるなら

シネリーブル博多駅の田中登特集で

発禁本「美人乱舞」より 責める! [DVD]

冒頭の日本家屋での宮下順子の見事に美しい吊り放置のシーンを見て、石井隆版『花と蛇』ってこんなとこがダメだったんだなぁといった思いが浮かぶ。緊縛師によるホンモノのＳＭビデオの迫力と劇映画を作る職人としての匠さの同居に感嘆。また、縄の使い方が近年どうしても｢様式美｣に傾く嫌いがあるのに対して、徳川時代の｢拷問｣を基調にした｢責め｣としての縛りが逆に新鮮だった。
金曜日には

豚と軍艦 [DVD]

と

(秘)色情めす市場 [DVD]

なんて素敵な｢二本立て｣もあって、実質1800円*1で観ることができるなんて。
http://www.cinelibre.jp/hakata/timetable/index.html

*1:200ポイントがつくんで、それを映画２/５本と計算