なんでこーなるのかな
ソ映画認定
『龍が如く劇場版』
いま、改めて
- 出版社/メーカー: 大映
- 発売日: 2001/07/13
- メディア: DVD
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まあ、ゲームの実写化でよく言われるのが、「けっ、コントローラーついてないじゃん」てことなんだったりして自分のゲーム観(体験)との齟齬に苛立っちやう人多いんだと思う。これに関してはそういう問題ですらなくて、ゲームで言えばコントロール不能のムービー部分がやたら多くてそこでストーリーが進行するどころかラスボスまで倒してしまう、みたいな。
FBB(いまんとこ)最後の漫才で町山師父が
三池監督は原作をメチャクチャにしちゃうけど、スピリットは外さない。
なんておっしゃっておりますが、これに関しては外しまくり。
なんでドンキのタイアップが取れなかったかなんてのは、まあ良いとして、そのシーンでヒートの青いメラメラは申し訳程度に出るんだけど、やっぱあそこは画面上に
"極"
って出て柱にがしゃーんとか、顔面踏んづけとかやってくれなきゃ。あともっとくっきり"キックコンボ"や"古牧流反り打ち"見せるとか。
あと、遥が桐生に置いてかれた時に"待ってよー""速いよー"と言わないし、「遥のおねだり」→最強防具"遥のネックレス"取得なんて下りもない。
まあキャバクラは行かなくてもいいけどね。
それからアレクが「メチャいけ」よりキャラたってないし。
あーまじがっかりだよ。
なんか初めかっら日本の負け犬狙いか
映画「ホリデイ」:アイリス(ケイト・ウィンスレット)のストーリー
The Holiday (2006) - Financial Information
ストーリーは
山形でタウン誌の編集をやってる松たかこ(深町という役名の佐野史郎に弄ばれてる)と東京の大手広告代理店勤務のやり手ババ山口智子が長期休暇を有意義に使うためにお互いの家を交換する。
でもって山形で山口は松の兄の木村拓哉にであって恋の炎が燃え上がるのだが、木村拓哉には二人の女の陰が・・・
かたや、松は東京で昔映画監督だった森繁久彌(よぼよぼ)を助けたり、西田敏行から「もしもピアノが弾けたなら」を歌ってもらったてうっとり、でも西田には里田まいって若い恋人がいて・・・
なんて「月9」みたいな話なんだけど、けっこう面白かった。
そんなチマチマした二組の恋愛話に、古き良きハリウッドに対する愛情や皮肉*1と現状の自虐*2を絡まって2時間15分があっという間。
ただデートムービーには向かないかも。妥協したり我慢したりして今の男にくっついてるより、一歩踏み出したらってな気に女性をさせるから。