存在しないもの

かって天野祐吉は「広告にないものは存在しないことになる」みたいなこと言った(はず)ころ。なんか妙に日本の広告のハイセンスさが喧伝され、DよりADが偉い世界がどうのこうのなんて山崎浩一の言葉に、僕ら地方の人間が振り回されていた時代があったのだ。
で、今はてなダイアリーなんてもんが日課になっていると、「はまぞう」になく「キーワード」にもないもんは、ある意味この世に存在しないもんと決め付けてしまいそうだ。Wikipediaに載ってなきゃ、ダメ押しのような気もする。
昨日近くのスーパーのやる気があんだかないんだかの古本市で買った
毛沢東岩村三千夫 河出新書 '55
『現代の竜宮城はどこにあるか』浦島太郎 店舗デザイン '75
などはそんな本。ちなみにこの『毛沢東』は出るとこ出れば1000円もするのだが、大半の人にはその値段はシンジラレナイものだろう。たぶんブックオフやブックマーケットじゃ買い取ってもくれないに違いない。僕にとってもどうしてもほしい本かというとそうでもない。読むかどうかも怪しい・・・結局まーだ『マオ―誰も知らなかった毛沢東 上』も読んでないし。
まあ、ここでネタに出来たからいいや・・・に二つあわせて400円。
高い?安い?

ないものといえば

リンク元に<<ひょうたん三銃士>>というのがあって、長澤まさみセーラー服と機関銃』の影響はこんなとこにも、という驚きとともにリンクを辿った。
google:ひょうたん三銃士
で、しょっぱなの頁にオヨヨな記述。

歌っているのは、角川映画セーラー服と機関銃」で共演した三人組「ひょうたん三銃士」です。柳沢慎吾がいます。他の二人は、光石 研さんと岡 竜也さんだそうです。(芸能界では名を聞かないので「さん」付けにしました)

マニアックな高校生か大学生、とにかく若い人かなぁとか思っプロフィール見たら、けっこう年行ってたのね。
あらあら光石研可哀相。↑『パッチギ』での↑「毛沢東主席はー」の熱演もなかったことに*1・・・というかキネ旬DBの90件も全部なかったことに。まあ、そんなもん。自分の触れなかったもんは「なかったもん」なんよね。
ただ、このサイトのシングル盤コレクションの"一発屋&企画もの"に一風堂が並んでいるところみると単に××だって可能性もあるし、それから同じ企画もので、三人組のイモ欽トリオの「ハイスクールトリオ」でトレバー・ホーンより早いオーケストラ・ヒット(笑)にも触れてないしね。

*1:なんか西手新九郎