主役が金田一ではない
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なのだが、もうそこで!が。
そうこの『本陣殺人事件』('75 ATG)の主役は中尾彬(金田一耕介)ではなく、一柳賢蔵役の田村高廣なのである。内容的どうだという話ではなくてメインタイトルでの並び順でトップが田村高廣、アキラはいわゆる「トメ」となっている。
びっくりした。
でもってgoo映画もキネ旬DBではその通りになっているのだが、日本映画DB、allcinemaではアキラが初っ端なんで紛らわしい。
たぶん角川=横溝で"金田一が主役"ってなパラダイム(笑)が確立する前は映画によって違ってたんだろう。それ以降はハナから"金田一が主役"な映画・TVMしか作られなくったということで、僕もそう思い込んでいてこんなことで驚いちゃってるし、その後にDB作る人もそう思って並び順を決めちゃったりしてるのかもしれない。まあ『荒野の七人』みたくリバイバル以降スティーブ・マックイーン主演が日本では定着しちゃったみたいなのもあるけど、その意味では今再発されたらどっちがトップライナーかな?
おどろき2
それと水原ゆう紀(新人 東芝E.M.I.)というのにも時代を感じた。ただでさえ現在(新人)(子役)なんてのを見かけなくなっているのに、レコード会社までもってのが!である。
で、さらになして"東芝〜"という人もいるかもしれない。名作『天使のはらわた 赤い教室』や『谷崎潤一郎「痴人の愛」より ナオミ [DVD]』で女優のイメージ*1強い彼女だが、もともとは
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それにしても映画デビューがこれでその次が篠田三郎(タロウ)主演の『金閣寺』ってのがもうデイライトではない芸能人生を物語ってるような・・・
まあ今も活躍中なのであるが・・・