着ると危険!サラマンダーの皮

妖精 (Truth In Fantasy)

妖精 (Truth In Fantasy)

の「サラマンダー(SALAMANDER)」の項によれば

古い時代から石綿は火の中でも燃えない布として、西洋でも東洋でも、長い間驚異の的だった。人々は理解に苦しみ、それを不可思議な生き物のせいにした。火鼠、火蛇、サラマンダーといった怪物火の中を住処としており、石綿はこれらの怪物の体毛や皮でできていると考えたのである。ヨーロッパでは石綿で出来た布が、実際にサラマンダーの皮として売られたという。

最期の文に関して、これは単に石綿を売る際に「サラマンダーの皮」と称して売ってたのか。それとも毛皮の一種として売ってたのかでおおいに違ってくるだろう。
どうなんだろう。ミンク(そのころあったかどうか知らんが)とかナンチャラフォックスと並んでサラマンダーが店頭に並べられてい他なんてことがあったのか。
今考えると*1なんかとっても危険なコートとかが売られてた利したら凄い光景だったような気がする。
芳賀健二みたいなのが「奥さん、サラマンダーのコートよくお似合いですよ」とか何とか言って売りつけてたりして。
「ホントこれ長持ち、永久保証!」とか
あぶねーなあ。
まあ、『伊賀の影丸』でも敵の火遁の術を破るために石綿と衣に下に着るなんていう、大量に粉塵を吸い込みそうなことをやってたから、昔の人は強かったのかもね。(←そんなことはない)

伊賀の影丸 (7) (秋田文庫)

伊賀の影丸 (7) (秋田文庫)

*1:といっても僕らの小学生の時は実験に平気で使ってたんだからね