2度目かぁ。

でもってロメロ御大の『ランド・オブ・ザ・デッド
いやー、初っ端の「ゾンビは花火に見とれる」ってのと、何か今回いつになく軍備が充実してるてるなぁってので不安と期待が入り混じ・・・
で、ちょっと何だかなぁです。いや、人間ドラマというか現在のアメリカの現状ってのを描くってのは良いと思うんです。でも、そういうとこも含めて職人芸ばっかり見せられてるってのが正直鬱陶しい気がしたのよ。パンフの中原×篠崎対談でも「2回見ないと」なんていうことが書いてあって、二煎めの銘茶じゃないんだからぁ。その通りやっぱりタルいよー。

ただ、娘アルジェントの登場シーンの衣装(http://d.hatena.ne.jp/fabrice/20050828)の無意味さ(なんだその設定!当然すぐ着替える)と「ゾンビ河を渡る」はOKなんだけどさぁ、単純に。サイモンのゾンビへの共感ってのが、「棄民」とか「トラッシュ」という言葉を使えば上手く説明できるんだろうけど、何かそういうのがこの手の映画の感想として果たして素直な賛辞になるのかどうかとかまで考えちゃって、もう何か食って帰ろうということになったもんだから、一旦家に戻って荷物置いて焼き肉食いに行った。
夜、思い出しながらこれ書いてる時点で、僕にとってはこの映画はスクリーンで観るより、DVDを部屋でイヒヒって見るほうが楽しいのかもとか思ってたりする。
んで準新作になったらツタヤ半額の時にもっかい見てみようかな。
※チョロのあれは自殺なのか?いや、チョロだから。本田博太郎とのコンビだったらこっちのチョロだろうけど。