またジョーの鼻が伸びる。

昨日レオ鷹戦の最終回。田口という捕手が、大事な一軍のクラッチな場面でマスクを被るレベルの選手でないことを証明した。
田口は福岡ではその人柄で人気がある。
しかし、その好ましい人柄は捕手にとってマイナスでしかない。
野村克也は「捕手は陰気でなければいけない」といい、城島はそれに反発する。ただ、とにかく相手打者に嫌なことを選択し続ければならないキャッチャーというポジションは、いい人には向かないことも確かである。
馬原が打たれたのは全て浮いた変化球。最速150キロの速球を軸にせずに打たれ続けた田口の責任は大きい。フォークをバウンドさせるほど低く構えることもせず、漫然とミットを構える人間を外さなかったベンチの責任も大きい。そんな田口に声援を送り続ける人間はもし優勝できなかったって、悔しがる資格はない。
根はフジとジャニといっしょ。
城島は俺がミットを構えていればと思っているに違いない。和田も吉武も渚も馬原も「城島だったら」と思ってるに違いない。これがプレイオフにどう影響するか。それは誰にも判らない。