「TV]いびつなものは歪んだぼろが出る

菊間NEWSに酒のます。
そもそも、この八王子実践第1バレー部監督の娘。あの落っこちがなければ、もっと早く一線から去っていた人材である。あの時の同情の惰性で、身の丈以上の注目を浴びてきた人間である。それを自分の実力と勘違いしてはしゃぎ続けた本人とそれを許し続けた周囲。
今回の事件はそんないびつな人気のつけである。すくなくとも中井美穂河野景子等ならもっとうまくやったはずである。
しかし、れっきとした犯罪行為であるのに関わらず、ことの他当初フジテレビがアナウンスした処分が軽い。
これもバレーボールを「スポーツ」ではなく、「芸ノー」として煽ってきたフジとジャニと代理店の姿勢を浮き彫りしている。
春高バレーやコーチキャラバンなど、FNN各社でバレーボールに対して真摯に向かっていた人たちへの裏切り行為である。もっと厳罰で臨んでいいはずである。
逆にいえば、菊野を守ろうという動きがなかったというところは彼女の今のポジションがバブリーなものだということの証明かもしれない。
とにかくいびつさはいつかはその弱点を露呈する。ただ、昨日の番組を見ていて、彼らが全く懲りていないことだけは判った。
ジャニーズ番組の視聴率が「スポーツ」への愛を駆逐している。それだけのこと。この国のスポーツのあらゆる場面で見られていること。「始球式」に野球に何の興味もないアイドルをスポンサーの関係で期用続けるプロ野球も同罪。織田裕二がはしゃぐのも同罪。
[球技]が[♀]とよく同席する僕も同罪。