別離

夕ニャン」のファイナル近く大竹まことが朗読する「別離」に満里奈が泣きじゃくるという、たまらなく愛らしく美しいシーンがあった。
中也の詩の中では特に好きな方ではないこの詩。けっこうこんな感じで引用されることがあるので有名なのだと思ってたのだが、『山羊の歌』にも『在りし日の歌』にも収録されていないことを、今知った。
で、彌生書房の『世界の詩集⑱』には入ってるんだけど、集英社『日本の詩集12』には入っていない。
へえ。
なんで大竹まことは「別離」を選んだんだろう。