見られる快感・不快感

*見られる快感
『お部屋ヌード』が久々のヒット。というのもモデル*1が明らかにフォトグラファー魂を揺さぶる人で写真家*2のノリがいつもと違った。というのもその女の人、最初キレイなんだがどっかさえなかった。それがどんどん良くなっていくのがビデオに記録されていく。その表情の変化がとてもよかったし、そっちの方が断然エロかった。うがった見方をすれば、彼女はいわゆる「プロのしろーと」の可能性は否定できないが、ただし、最初の顔の絵面はマジで使いもんにはならないレベルだったんだから。
おそらく、彼女は見られる快感に酔っていて、それをあのフォトグラファーは引き出していった。これは引き出した写真家がプロの力を見せたいうことと共に、彼女に写真家のその力を引き出す出す魅力があったという、どこか幸せな共犯関係に立ち会った気がした。まあ、よくある話だけれど。でも、なかなかないんだ、このシリーズでこんなの。

*目伏せの魅力
一時期目に線が入っている写真じゃなければ興奮しないと言うのがあった。そう、青山正明がコラム持っていたあの雑誌だとか『マニア倶楽部』とかの投稿もの。
あれもその共犯関係がうまく行ってる写真がすきだった。*3
そして、写真ににじみ出てくる二人(それは複数プレイであっても)の関係が何よりも僕を興奮させた。
しかし、近頃ふと思う。なかには単にプロのしろーとを使ったでっち上げもあったんだろうなと(この際コストがああだこうだは考えない)...だとしたら僕は目線による罠ににまんまとはめられたのだろうか。それはそれでいいけど。

*1:嶋村かおりがちょっと入ったいい女

*2:ただし、この人のゲージツよりの写真の撮り方はあまり好きじゃない。現に出来た写真はあまり面白くなかった

*3:なんか読者モデルがプロに撮られるというときはすごく良いか全然ダメかどっちかだったような気がする