感動してしまった
ひょんなことからとあるビデオを借りてきた。
ひょんなことがなければ一生観ることはなかったかもしれない作品だったが、そのひょんなことから(それも深夜に)観た映画の途中から涙が止まらなかった。
今年は確かに『シルミド』にも泪いた。『ビッグ・フィッシュ』にもウルウルしてしまった。しかし、今回の涙の種類はあきらかに違ってた。
乙女の潔さと想いの強さ、信じる力に涙腺を激しく揺さぶられてしまったのだ。
あえて、予習はいっさいせずに見たのが良かったのか悪かったのか今ではもうよく判らない。いや良かったに違いない、というかそんなこともうどうでもいいことする。
そりゃ、最初の方は15分単位の脚本うまいなぁとか、黒川紀章嫌われてんなぁとか斜めから観てた...のがいつの間にやらぐいぐい引き込まれてしまっちゃって、あのギターのカッティングとともにマカロニにジーパンにテキサスに心動かされていた小学生に戻っていました、僕。
そして分刻みのドキドキがきて、司令室のシーンでは思わずいっしょに万歳してしまってた。えらいぞ、TR。やれば出来るじゃん。*1
で、あのモノクロ画面もうダメでした。解ってはいるんだが涙、泪、なみだでした。
スガシカオさん、ありがとうございます。『雨に歌えば』*2とか『霧のベーカーストリート』などとコネタ入れた日にゃちょっとこらぁとなってかもしれませんが、泪の余韻を楽しむための主題歌美味しゅうございました。*3
そういえば、昼間『ファイトクラブ』観て大共感、ビルの一つでも爆破したろか!と思ってた僕は何もんでしょうか?いや、それはそれでウソじゃないような...*4
しかも前の日土ワイに、やるち気ちょい抜けの時の和泉監督いいなぁ、パート2も是非和泉組で、なんて思っててた僕と今の僕は同じ人格なんでしょうか?*5
何はともあれそのひょんを与えてくれたものすべてに感謝します。