暑い、熱い、そしてとにかく厚い
いや、何がって
である。ガタイ的には伝統ある秘宝島サイズなのであるが、とにかく厚いのだ。
その厚さはムック時代のアーリー秘宝『エド・ウッドとサイテー映画の世界』や『悪趣味邦画劇場』に匹敵する。さらに頁数はそれらが300頁未満なのに対して、『ゾンビ大マガジン』は300頁を超えていて、まさに「大マガジン」のなにふさわしいものになっている。
ところで日本字題は「大マガジン」なのに、英字題は「BIG BOOK」となっているのはなぜなんだろう。形式としてはムック(Magazine+bOOK)なんでどっちでも良いんだろうけど。
そんでもって、作品紹介頁のフォーマット三段組・下段データってのは山崎浩一流ではなくって、秘宝以前のキーワード事典時代の洋泉社ムックのスタイルの継承なんではないかと。
さて、どっかから読もうか。