ひろ子と三人の怪女優

薬師丸ひろ子フォトメモワールの1と2を入手


薬師丸ひろ子フォトメモワール (Part1) (角川文庫 (5769))
薬師丸ひろ子フォトメモワール (Part2) (角川文庫 (5770))
(写真は裏表紙)

いまなお妖精の香り漂う原田知世には及ばないまでも、薬師丸ひろ子というのも不思議とデビュー当時の初々しい雰囲気を保ってる女優であるのだが、PART2にいっしょに写ってる三人の女優と比べると、そのことがまさに奇跡的であることが分る。


まずは

ひろ子、荻野目慶子&杉田かおるの三人の「ヴァラエティ」の鼎談企画のショット・・・ザ・魔性の女と魔王。このあどけない少女二人のどこに魔性と毒気が隠されていたといたのだろうか。


そんで

映画『翔んだカップル*1で共演した石原真理子。その後この二人が二人とも玉置浩二と「結婚」していながら、ここまで世間のイメージが違うってのも恐ろしいことである。


ここまで来ると案外一番の魔女はひろ子なのかもしれない。

*1:そういえば鶴井辰吾は、上の杉田とは『3年B組金八先生』で、荻野目とは『ナッキーはつむじ風』で共演している。