ノヂシャにマメはならぬ?
そういえばちょっと前、もしかしたらずっと前に「童話」は本当は恐ろしいとか、本当はエロいなんてのが流行ったっけ。
てこって
- 作者: 吾妻ひでお
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1996/12
- メディア: 文庫
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ラプンツェル - Wikipediaによれば、
グリム兄弟が童話集から性的な要素を省いた例としてよくあげられるストーリー。 初版では主人公が夜ごと王子を部屋に招き入れて妊娠が発覚して放逐されたプロセスを詳細に書いているが、後の版では逢瀬シーンが最小限にカットされ、子供を産んで妊娠が発覚したためとなり、さらにセックスを暗示することをすべてカットされ、単に恋人がいると口を滑らせたためというバージョンに改変された
ということで、ネット上で読める青空文庫 Aozora Bunko版でもそんな感じである。
吾妻のカバーが、面白いのは本来の要素の王子様との1対1の濃厚なエロに原点回帰(吾妻が初期ver.を知ってたかどうかはこの際問題にしない)をせずに、ラプンチェルを複数の男を誘う女としながらもエロ描写は控えめで、ライトなゴア描写の末(切株っていうより、切飴って感じ)にラプンツェルが芋虫状態よりさらに進んだ枝豆みたいな姿にまで変えられるなんていう「怖い」方にシフトさせてるところ、だと思う。
まあ中にはマメ姿でヌケるヤツもいるんだろうけど。