イメージキャストは藤岡弘?

先日豪ちゃんジャケの話の際に引用した秘宝の

初版は鎧武者がガバメントを構えるカッコいい角川チックなイラスト表紙

てーのがちょっと記憶と違ってて、本棚探したんだけどなかったんで、三冊目の角川文庫

戦国自衛隊 (1979年) (角川文庫)

戦国自衛隊 (1979年) (角川文庫)

を買う。


ググってみて、この「ガバと鎧武者」ってのは「単行本」のカバー*1のこと(ただし武者がガバを構えているわけではない)だと判明。


そんで今回ひさしぶりに本を開いて「解説」を読んでみたら*2

SF映画の冒険 (新潮文庫)

SF映画の冒険 (新潮文庫)

石上三登志先生が書いていてびっくり。それから

一見映画化に適しているように見える『戦国自衛隊』も、実は彼の他の作品同様、きわめて映画化しにくいともいえるだろう。面白おかしい、大スペクタルの自衛隊時代劇…そんな映画的外見が"あたたかな眼差し"によるところの"さわやかな人間賛歌"によってそれこそ裏打ちされる時、こいつはきっと間違いなくユニークな"日本映画"になる…などと僕は勝手に想像して楽しんでいるのである。
"宇宙"ばっかりがSF映画の世界じゃない。そんなSF映画を、誰かつくってくれないかしら…ねえ

と書かれていて二度びっくり。


実際ハルキが映画化した、確かに「ユニーク」ではあるけどSFかどうかはよーわからんあの作品

戦国自衛隊 [DVD]

戦国自衛隊 [DVD]

を石上先生はどのようにご覧になったんだろうか。

*1:http://page11.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/n80814256

*2:いっつも買ってるだけで読まないから