本が火照ってる

今までいろんなとこで、やたら2巻だけをみかけてた

が手に入った。

中身を確かめるためにビニールを破る。心なしか湿っている気がした。ページを捲るとそこには雨、川、そして…、やはり紙面も濡れている。

しかし、第1部巻末の曽根中生の「私の石井隆観」と題された共闘宣言―石井隆の敵は、同時に私にとっても敵であることを明示している―がやたら熱い。

しめっててあつい、あつくてしめってる。

昼間読む本ではない、と思う。でも、すぐに、夜はまた来る。

天使のはらわた - Wikipedia