PS凶気です俊平

映画関係の写真が使われてたら全部「映画ジャケ」本として買うわけではなくて。

映画ジャケ本心得
一、映画ジャケではない表紙があるべし。
   映画公開時にそれだけのために出版されたような本はパス。
二、角川映画関連は買う
   角川映画(現在のハルキ映画要検討)は買う。
   「三人娘」関連は優先的に買う。
   角川映画作品と同作品のテレビジャケ(例長澤『セーラー服)
   や内田『時かけ』)は買う。
三 美女が写ってれば買う。
   角川映画ではなくとも美女が写ってれば買う。美女の基準は
   椣平が決める。


ってさっき決めたんだけど。


で、読みたいかも、な本はその限りではなくて、例えば昨日見つけた


血と骨〈上〉 (幻冬舎文庫)
血と骨〈下〉 (幻冬舎文庫)

は、今の今まで映画も原作もまったく興味なかったんだけど、急に読んでもいいかもとか思ってんで買った。帯つきだったからって言うのもあるけど。


で、ちょこっと読んだんだけど、なんでビートたけしなの?たけしの演じる「狂気」とは質の違う、もっと根源的なもんを肉体から発散させてるのが俊平だと思うんだけど。
映画は見なくていいかな。
※上巻読んだ。俊平の凄まじいばかりの瘴気にやっぱりたけしじゃないよね、と。
だって「F襲撃事件」の際の横山やすしの名言
「ひとりでいかんかい!」
を考えたらねぇ。
※※下巻読んだ。へろへろ。
もうねぇ、映画っていうことなら、画面を左右に分けて半分が『(秘)色情めす市場』の田中登監督で松田優作夏目雅子主演、んでもう片方が「お前には底があるのか」((c)柳下毅一郎)紀里谷和明監督、アントニオ猪木・アーニー・ハー主演なんてのをいっぺんに見せられてるかんじだ。
そういえば、本読みながらむせったことなんてあったっけ。